「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて、製鉄・製鋼、造船、石炭産業という重工業分野において、極めて短期間で産業化を進め、日本を世界の経済大国に押し上げた過程を証言する資産で、2015(平成27)年に世界遺産に登録されました。特に、福岡県では製鉄・製鋼と石炭産業の分野に大きく貢献しました。今年は、明治150年にあたり、この節目の年に、「明治日本の産業革命遺産」の魅力を紹介する企画展を開催します。本講座では、「明治日本の産業革命遺産」における各構成資産や今回の企画展の中心テーマである製鉄・製鋼に焦点を当ててお話しします。

◆展覧会◆
企画展：「明治日本の産業革命遺産」企画展1
　　　　  ～「鉄都・八幡」の誕生～
会　期：[1]2018年9月21日(金)～10月7日(日)
　　　　[2]2018年11月17日(土)～12月9日(日)
　　　　[3]2018年12月22日(土)～2019年2月11日(月･祝)
会　場：[1]なかまハーモニーホール　
　　　　[2]大牟田市石炭産業科学館
　　　　[3]北九州市立自然史・歴史博物館