アクロス・アフタヌーンコンサート vol.10
フォルクハルト・シュトイデ ヴァイオリンリサイタル
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イベント詳細
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概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
【一般価格】 全席指定2,000円
座席配置図
【友の会価格】全席指定1,800円 |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:190-391) ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード:84114)ほか |
出 演 | ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ ピアノ:三輪 郁 |
曲 目 | モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 op.30-3 クライスラー:ウィーン奇想曲 op.2 クライスラー:ジプシーの女 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ラヴェル:ツィガーヌ |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL: 092-725-9112 |
プロフィール
1971年ライプツィヒ生まれ。5歳より東ドイツ(当時)ブランデンブルク州コトブスの音楽学校でヴァイオリンを学ぶ。1987年に東ドイツのジュニア向けコンクールで第2位獲得。1988年からベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学にてヨアヒム・ショルツとヴェルナー・ショルツ教授の下で学び始める。国際コンクールで受賞を重ねる。
1993年にはグスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラの第1コンサートマスターになる。1994年3月にベルリンの大学でディプローム取得の後、ウィーンに移り、アルフレート・シュタール教授の下で更に研鑽を積む。
1994年11月にはウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに弱冠23歳で就任。更に2000年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めている。
日本にはトヨタ自動車主催による『トヨタ・マスター・プレイヤーズ・ウィーン』のコンサートマスターとしても度々来日しており、多くのファンを獲得している。
また、ウィーン・フィルでは、ジュゼッペ・シノーポリやダニエル・バレンボイムの指揮によりソリストとしても共演しているほか、ヨーロッパと日本で数多くのソロ活動を展開。(ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と三重協奏曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調と二重協奏曲ニ短調、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲イ長調とニ長調、シンフォニア・コンチェルタンテ、シベリウスのヴァイオリン協奏曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲など) その多くが放送用にライブ録音され、またCDとしてリリースされている。
室内楽にも熱心に取り組んでおり、2002年からはウィーン・フィルのメンバーで構成される室内楽アンサンブル、ウィーン・ヴィルトゥオーゼンのコンサートマスターも務める。また同じく2002年にシュトイデ弦楽四重奏団が結成され、ウィーン楽友協会で定期演奏会を開催するほか、ヨーロッパ内及び日本で度々ツァーを行うなど、その活動は非常に注目を集めている。
使用楽器は1718年製のアントニウス・ストラディヴァリウス(ヴィオッティ、ロゼらがかつて所有)で、オーストリア国立銀行より貸与されている。
今、もっともウィーンの薫りを伝え得ると思われる日本人ピアニスト。
三輪 郁はウィーン・フィルの首席奏者たちから大きな信頼を得ており、コンサートマスターのライナー・キュッヒル、ライナー・ホーネック、フォルクハルト・シュトイデ、首席フルーティストのヴォルフガング・シュルツ、更にホーネックと首席チェリストのフランツ・バルトロメイ、首席クラリネットのエルンスト・オッテンザマーによる“ウィーン・ゾリステン・トリオ”等と度々共演。さらに、ベルリン・フィルの首席奏者 マニュエル・パユ(フルート)、ラデク・バボラク(ホルン)、元首席オーボエ奏者で指揮者でもあるハンスイョルク・シェレンベルガーなどと共演している。
代々音楽家の家系に生まれ、優れた音楽環境の中で育った三輪 郁は、幼少期からピアノに親しみ、三浦みどり、大島久子、ハンス・グラーフ、ヴォルフガング・ヴァッツィンガー、ハインツ・メディモレックらに師事している。桐朋女子高等学校を経て、ウィーン国立音楽大学及び大学院に学んだ三輪 郁は満場一致の最優秀で修了し、オーストリア政府からその業績が表彰された。その後はイタリアのフィナーレ・リグレにおける“パルマ・ドーロ”国際コンクールにおいて第一位に選ばれたほか、ドイツ・ドルトムント国際シューベルトコンクールや浜松国際ピアノコンクールなどでも入賞している。これを契機にウィーンを拠点とした演奏活動が本格化する。ウィーン楽友協会・ブラームスザールやウィーン・コンツェルトハウスでのコンサートのほか、ドルトムント・フィル、セヴィリア王立交響楽団、ニース交響楽団、ソフィア・フィル、などと共演しており、日本でも新日本フィル、東京フィル、紀尾井シンフォニエッタ東京他多くの楽団とソリストとして共演する他、NHK交響楽団や新日本フィルなど日本のオーケストラのコンサートマスター、首席奏者たちとの室内楽コンサートでの数多くの共演を通じての音楽的信頼も厚い。
2003年~2006年まで、ウィーン時代のモーツァルトに焦点をあてたコンサートシリーズ『4254日の奇蹟~ウィーンのモーツァルト』を企画開催し、大きな注目を集めた。最近では特に『バルトーク:ピアノ作品集』、『Miwa Iku-Schubert』、『Mozartiana/Iku Miwa』などをリリース。それぞれ『レコード芸術』誌『特選盤』『準特選盤』に選ばれるなど好評を博している。
ソリストとして、室内楽奏者として、ウィーンの演奏様式を伝承する魅力溢れる音楽家 三輪 郁は古典から現代における幅広いレパートリーを持つピアニストとして、今後一層の活躍が多いに期待されている。