2010年12月5日(日) 15:00

アクロス弦楽合奏団　第4回定期演奏会

※このイベントは終了しました。

景山誠治率いる室内合奏団の定期公演！

ヴァイオリニスト景山誠治率いるアクロスオリジナル合奏団、渾身の定期演奏会。新たなステージを目指して、冬にきらめく珠玉の音楽を創り出す！進化を続けるアクロス弦楽合奏団が、弦楽合奏の魅力を存分にお届けします。

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アクロス弦楽合奏団のアウトリーチ事業
◆ロビーコンサート◆
１１月２６日（金）１４：００～１４：４５
会場：福岡市立こども病院・感染症センター　
＜カルテット公演＞
山本友重（ヴァイオリン）、荒井章乃（ヴァイオリン）、市寛也（チェロ）田中茜（ヴィオラ　※昨年アクロス弦楽合奏団第3回定期演奏会出演）

◆アウトリーチ公演◆
・１２月３日（金）１９：００開演
会場：久留米市田主丸複合文化施設　そよ風ホール
・１２月４日（土）１５：００開演
会場：こっぽーっと図書・情報センター（大木町文化町民活動プラザ）

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概要

プロフィール

• 

  景山誠治　Seiji Kageyama

  東京藝術大学首席卒業。高校在学中日本音楽コンクール入賞、松下賞受賞。81年ヴィニエアフスキ・コンクール入賞、84年ロン＝ティボー・コンクール最高位入賞。89年ベルリンでリサイタル、ドイツ８都市のオーケストラと共演。92年ベルリン・コーミッシュオパーオーケストラと共演、ミュンヘン、ライプツィヒでリサイタル。95年中南米諸国でリサイタル、ベネズエラ国立シモンボリバルオーケストラと共演。96年CD「華麗なるポロネーズ」リリース。ソリスト、室内楽奏者として活躍するほか、霧島国際音楽祭講師及び企画委員を務める。東京音楽大学教授。桐朋学園大学非常勤講師。09年6月浜離宮朝日ホールでリサイタル。同月CD「景山誠治/ガルシア＝ロルカの思い出に」をフォンテックよりリリース。

• アクロス弦楽合奏団

  2004年にヴァイオリニスト景山誠治の呼びかけにより、アクロス福岡のオリジナル合奏団として発足。山本友重（ヴァイオリン）、田中雅弘（チェロ）、𠮷田秀（コントラバス）をはじめとする国内屈指の演奏家と、九州交響楽団メンバー、才能ある若きヴァイオリニストが集結。福岡シンフォニーホールを拠点に活動を行うほか、これまでに県内外11ヶ所のホールにて公演を行う。2007年福岡シンフォニーホールにて第1回定期演奏会を開催。意欲的なプログラムと、景山の創り出す親密かつ精緻なアンサンブルに高い評価を得る。以降、年１回の定期演奏会を主軸に活動を展開している。
  
  ◆ヴァイオリン
  　景山誠治（Seiji Kageyama）アクロス福岡ヴァイオリンセミナー講師、東京音楽大学教授
  　山本友重（Tomoshige Yamamoto）東京都交響楽団コンサートマスター
  　川田知子（Tomoko Kawada）ヴァイオリニスト
  　甲斐摩耶（Maya Kai ）ヴァイオリニスト
  　佐藤仁美（Hitomi Sato）九州交響楽団奏者（アクロス福岡ヴァイオリンセミナー修了生）
  　瀬崎明日香（Asuka Sezaki）ヴァイオリニスト
  　三上　亮（Ryo Mikami）札幌交響楽団コンサートマスター
  　荒井章乃（Ayano Arai）ヴァイオリニスト
  　太田博子（Hiroko Ota）ヴァイオリニスト（アクロス福岡ヴァイオリンセミナー修了生）
  　福崎雄也（Yuya Fukuzaki）東京芸術大学大学院在学中（アクロス福岡ヴァイオリンセミナー修了生）
  　松本さくら（Sakura Matsumoto）東京芸術大学在学中（アクロス福岡ヴァイオリンセミナー修了生）
  ◆ヴィオラ
  　川本嘉子（Yoshiko Kawamoto）ヴィオリスト
  　大島　亮（Ryo Oshima）ヴィオリスト
  　山下典道（Norimichi Yamashita）九州交響楽団奏者
  　田辺元和（Motokazu Tanabe）九州交響楽団奏者
  ◆チェロ
  　田中雅弘（Masahiro Tanaka）東京都交響楽団ソロ首席奏者
  　菊地知也（Tomoya Kikuchi）日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェリスト
  　市　寛也（Hiroya Ichi）チェリスト
  ◆コントラバス
  　吉田 秀（Shu Yoshida）NHK交響楽団首席奏者
  ◆チェンバロ
  　小森谷裕子（Hiroko Komoriya）ピアニスト

• ◆景山誠治さん取材レポート◆

  　バッハとドヴォルザーク。今回も弦の音色と作品の美しさを充分に堪能できそうなプログラムである。
  プログラム構成については、コンサートマスターの景山氏曰く、選曲はもちろんのこと、曲順においてもかなりの時間を要したとのこと。「最後には、お客様に気持ちよくなって帰ってもらいたい。そして、今回選んだ曲全てを好きになってもらえたらとても嬉しい」と語った。
  それぞれの曲の聴き所については「全部」と言い出しそうな景山氏に、中でも注目すべき魅力は？と応えていただいた。
  まずは、バッハの『2つのヴァイオリンのための協奏曲』。とある聴きどころを示した本には～2つのヴァイオリンが、お互い模倣しあいながら、絶妙な掛け合いを全編で繰り広げるスリリングな～とあるのだが、今回の演奏会ではどのような形でそれが現れてくるのだろうか。景山氏は、「同世代の甲斐、瀬崎、三上氏の3名の息の合った演奏を是非楽しみにしてもらいたいです。自分自身は、第2楽章が好きなのでこちらも是非聴いていただきたいですね」とのこと。
  　また、バッハのもう一つの曲『ブランデンブルク協奏曲 第3番』については、2楽章の後などのチェンバロの即興演奏が楽しめるそうです。
  　一方、景山氏が「どちらも聞きやすい曲」と話すドヴォルザーク。『弦楽五重奏曲 第2番』については、「コントラバスの重厚な音色が全体を通して楽しめます。コントラバスが入った編成は珍しく、ぜひその音の幅を感じていただきたい。」と語り、景山、山本、吉田氏ならではの音色が期待できそうである。

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