歌劇「ラ・ボエーム」公演レポート

２年振りに登場となるバーデン市劇場による歌劇「ラ・ボエーム」が福岡シンフォニーホールで行われました。
プッチーニオペラの傑作と言われる今回の作品は、１９世紀初頭のパリで、自由を謳歌し芸術に生きたボヘミアンたちの美しく悲しい愛の物語。

今回の出演者はミミ役にエステファニア・ペルドモ、ロドルフォ役にアルティオム・コロッコフが登場。ヨーロッパで活躍中のソリストをオーディションして選んだだけあり、ムゼッタ役、マルチェッロ役も皆さん素晴らしい歌唱でした！！！

ミミとロドルフォが愛を誓い合うシーンは、伸びやかで美しく迫力満点の歌声を聞かせてくれました！恋人マルチェロの気を惹こうとする（♪ムゼッタのワルツ）も力強く、見事です。
そして、最後にミミが仲間に見守られながら死んでいくシーンはヒロインに感情移入して感動した方も多かったようです。

美しい歌声の余韻がいつまでも残る感動の夜となりました。