日本が誇る、ヴァイオリンの鬼才“古澤巌”が、国境を超えて名手が集う芸術家集団「ベルリン・フィルハーモニー ヴィルトゥオージ」とともに、とっておきのクリスマスを演出します。演目は、タンゴとクラシックの融合をテーマに、巧みにメロディを編むイタリアの作曲家「ロベルト・ディ・マリーノ」が書き下ろした、熱く切ない作品の数々。
古澤巌が操るのは、1718年製のストラディヴァリウス、サン・ロレンツォ。フランス王妃、マリー・アントワネットが実際に聴いていたと考えられている貴重な名器です。300年の時を超え、古澤巌が多彩な表現力で奏でるサン・ロレンツォの音色と、ベルリン・フィルハーモニー ヴィルトゥオージの弦楽五重奏のハーモニーは、唯一無二。至極のクリスマスをお届けします。

[出演]
ヴァイオリン／古澤巌
室内楽／ベルリン・フィルハーモニー ヴィルトゥオージ

[曲目]
ロベルト・ディ・マリーノ：
 マリーノコンチェルトより
 Limpida～潤いの時～
ジョルジェ・エネスク：ルーマニアン・ラプソディ　ほか