ワーグナー生誕200年特別セミナー　　　　『トリスタンとイゾルデ』を開く3つの扉プレミアムセミナー

イベント詳細

主催

2013年11月16日(土) 15:00

ワーグナー生誕200年特別セミナー　　　　
『トリスタンとイゾルデ』を開く3つの扉プレミアムセミナー

※このイベントは終了しました。

東京フィルハーモニー交響楽団「トリスタンとイゾルデ」プレイベント

※11月20日「トリスタンとイゾルデ」公演チケット購入者限定
人は本当に、愛のために死ねるのか？イゾルデの「愛の死」を演じる歌手としての立場からもお話いただきます。以前の講座でも好評であった飯田みち代さんが再び登場します。

<関連リンク>
・[公演情報]11月20日（水）17時開演
　東京フィルハーモニー交響楽団「トリスタンとイゾルデ」
・ワーグナー生誕200年特別セミナー
　『トリスタンとイゾルデ』を開く3つの扉

概要

会　場	円形ホール
入場料	入場無料（要事前申し込み・各回定員100名） ※11月20日「トリスタンとイゾルデ」公演チケット購入者限定
ナビゲーター	池田卓夫（音楽ジャーナリスト）
ゲスト	飯田みち代（ソプラノ）守屋亜樹（ピアニスト・コレペティトゥール）
お問い合わせ	アクロス福岡チケットセンター TEL：092-725-9112

プロフィール

池田卓夫（音楽ジャーナリスト）

81年、早稲田大学政治経済学部卒業と同時に（株）日本経済新聞社に編集局記者として入社。産業、証券、国際の各部と広島支社、フランクフルト支局に勤務。1989年の「ベルリンの壁」崩壊から91年の旧ソ連崩壊までを現場から報道した。95年3月～2011年9月は音楽担当の編集委員。現在は電子編集本部電子報道部記者として「日経電子版」（Nikkei.com）に音楽記事を執筆。音楽雑誌、演奏会のプログラム、CD解説書などへの寄稿、演奏会の企画・司会なども手がける。
飯田みち代（ソプラノ）

　京都大学教育学部心理学科卒業。2歳の時、難病指定重症筋無力症を患ったが奇跡的に回復。大学卒業後、大手企業に就職したが、音楽・オペラを通して世の中に夢や希望を与えたいとの思いから退職し、オペラの道へ。
　声楽を故引田リエ子、スザンナ・ギオーネ、マルタ・ランティエリ、ヴィックス・シュラバート、クリスティーン・オカルント、クリスト・スタニシェフ、クラウス・ブッシュ、デイビット・ルッツに師事。
　１９９０年日本イタリア声楽コンソルソ金賞受賞以来、飯塚新人コンクール大賞、朝日ＡＢＣコンサート優秀賞など多数受賞。２００５年３月には、愛知県芸術文化選奨を受賞。
　『ヘンゼルとグレーテル』のグレーテル役でオペラデビュー。『椿姫』のヴィオレッタ、『リゴレット』のジルダ、『ランメンモール』のルチア、『愛の妙薬』のアディーナ、『セヴィリアの理髪師』のロジーナ、『ルル』のルル、『こうもり』のロザリンデ、『スザンナの秘密』のスザンナ、『ねじの回転』の家庭教師、『ラボーエーム』のミミ・ムゼッタ、『夕鶴』のつう、『魔笛』の夜の女王などで出演。また、「第九」・「メサイア」・「天地創造」などの交響曲・宗教曲のソリストもつとめ、イタリア・ドイツ・オーストリア・フランスにおいて幅広く活躍中。
　日本での活動も増やしており、2003年日生劇場・二期会共催『ルル』ルル（ミュージックペンクラブ賞受賞）、2005年二期会オペラ『魔笛』で夜の女王、『トリスタンとイゾルデ』イゾルデ、ギリシャ劇『エレクトラ　三部作』エレクトラ、2006年二期会オペラ『ラ･ボエーム』ムゼッタ、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『大晦日ジルベスターコンサート』、テレビ朝日『題名のない音楽会』、2007年佐渡裕芸術監督オペラ『魔笛』夜の女王、『オペラ・ガラコンサート』等に出演し大好評を得る。
　2008年『プッチーニ生誕150年記念コンサート』、オペラ『夜長姫と耳男』夜長姫、山形交響楽団と共演。
　2004年11月東京に後援会が発足し、12月には東京での初のリサイタルを行い大盛況となった。2006年4月サントリーホール（小ホール）、2008年4月18日（金）白寿ホールでソロリサイタルを開催。
　近年はサントリー音楽財団創設40周年記念公演　村上春樹原作・望月京作曲オペラであるパン屋大襲撃でもヒロインを日本初演し、びわ湖ホールの『ルル』でも『歌唱力抜群で、陰陽自在な発生で多層の女性像を魅力的に描き出す、驚くべき才能』（音楽現代より）など絶賛された。
　『飯田みち代愛を歌う』、『シュトラウス＆ベルク歌曲集（プライザーレコード）』、『前田佳世子歌曲集』ＣＤ発売中。
　名古屋市出身。ウィーン在住。二期会会員。
守屋亜樹（ピアニスト・コレペティトゥール）

　北海道出身。愛知県立芸術大学音楽学部ピアノ専攻卒業。2011年に渡欧後、ウィーン国立歌劇場でクリスティン・オカルント氏のもとコレペティトゥールの研鑽を積む。そのレパートリーはバロック音楽から後期ロマン派(ワーグナー,R.シュトラウス)ヒンデミット,ベルクさらに現代オペラまでに及び、初演作品の音楽スタッフに招かれることも多い。国内外の様々なプロダクションやフェスティバルにアシスタントまたオーケストラ鍵盤奏者として参加しており、これまでにHeidi Brunner,Sera G?sch,Jee Hye Han,Jozefina Monarcha,Gergely N?meti,Carlos Osuna,Marysol Schalit,Constantin Graf von Walderdorff各氏の個人稽古を行っている。2012年MITOフェスティバル(イタリア)において音楽監督Bertrand de Billy氏のもとHeidi Brunner, Marina Viotti各氏のコレペティトゥールを務める。また、各地で行われる声楽マスタークラスの公式伴奏者としてこれまでドイツ,オーストリア,イタリア,トルコへ招聘されている。2013年日生劇場開場50周年記念《特別公演》オペラ「リア」にてコレペティトゥールを務める。ウィーン在住。東京二期会ピアニスト。