福岡を知る!アクロス・文化カレッジ 「古代福岡に実った稲穂(2)」
※このイベントは終了しました。
テーマ:「稲作伝来による社会の変化 ―近年の調査からみた環濠集落像―」
水田稲作が定着すると、集落間で水争いや土地争いがおこり、また余剰生産物による貧富の差が生まれ、時に収奪や戦いがおこりました。
北部九州では、人骨に剣先や矢じりがささったままの犠牲者の墓も多く発見され、戦いの様子が生々しく浮かび上がります。黄金色に稲穂が実る、のどかな日本の原風景とたたかいのイメージ。大きく異なる弥生時代像。稲作伝来は社会をどのように変えたのか、検討します。
今後のカレッジ開催予定
(3)稲作の広がりと「倭人伝」への道程(現地ツアー)
農耕社会の発展の中で、平野や盆地、水系を単位に、農業を基軸とした集落間の統合化が進み、地域的な政治集団が創出され、クニとよばれる大きな共同体が生まれます。
小郡埋蔵文化財調査センターでは、これまでの稲作の受容と拡がりの様子を、出土品を「みて」・「触れて」・「感じて」いただきます。また、倭人伝のクニグニのひとつである朝倉市平塚川添遺跡公園を訪れ、復元された多重環濠や竪穴住居、高床式倉庫を体感し、約2000年前の弥生人の行き方に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
日 時:9月13日(日)9時~17時(予定)
受講料:(バス代込み)4,000円
定 員:40名
場 所:小郡市埋蔵文化財センター
※講座は連続でも1回でも受講できます。(先着受付)
水田稲作が定着すると、集落間で水争いや土地争いがおこり、また余剰生産物による貧富の差が生まれ、時に収奪や戦いがおこりました。
北部九州では、人骨に剣先や矢じりがささったままの犠牲者の墓も多く発見され、戦いの様子が生々しく浮かび上がります。黄金色に稲穂が実る、のどかな日本の原風景とたたかいのイメージ。大きく異なる弥生時代像。稲作伝来は社会をどのように変えたのか、検討します。
今後のカレッジ開催予定
(3)稲作の広がりと「倭人伝」への道程(現地ツアー)
農耕社会の発展の中で、平野や盆地、水系を単位に、農業を基軸とした集落間の統合化が進み、地域的な政治集団が創出され、クニとよばれる大きな共同体が生まれます。
小郡埋蔵文化財調査センターでは、これまでの稲作の受容と拡がりの様子を、出土品を「みて」・「触れて」・「感じて」いただきます。また、倭人伝のクニグニのひとつである朝倉市平塚川添遺跡公園を訪れ、復元された多重環濠や竪穴住居、高床式倉庫を体感し、約2000年前の弥生人の行き方に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
日 時:9月13日(日)9時~17時(予定)
受講料:(バス代込み)4,000円
定 員:40名
場 所:小郡市埋蔵文化財センター
※講座は連続でも1回でも受講できます。(先着受付)