2009年11月26日(木) 19:00
ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団&九州交響楽団ショパンコンクールの覇者ユンディ・リがマリインスキー管と共演!
ゲルギエフ音楽祭3年目の今年、いよいよゲルギエフの棒の下、マリインスキー歌劇場管と九州交響楽団の夢の共演が実現します。
今回のゲルギエフ音楽祭のテーマは“チャイコフスキー”。ゲルギエフの真価が一番発揮されるオール・チャイコフスキープログラムでお贈りいたします。
ショパンコンクール覇者ユンディ・リをソリストに迎えたピアノ協奏曲第1番は、その歌心溢れる感性と表現力を得意とするユンディと、ゲルギエフ指揮のマリインスキー歌劇場管が織り成す、ロマンティシズム溢れる演奏にご期待ください。
また、マリインスキー歌劇場管と九州交響楽団で編成される巨大オーケストラで演奏される交響曲第5番は、まさに疾風怒濤のサウンドとなるでしょう。
| 会 場 | 福岡シンフォニーホール |
|---|---|
| 指 揮 | ワレリー・ゲルギエフ |
| ピアノ | ユンディ・リ |
| 演 奏 | マリインスキー歌劇場管弦楽団 九州交響楽団 |
| 曲 目 | チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”(※九州交響楽団演奏) チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 チャイコフスキー : 交響曲第5番 ホ短調(※九州交響楽団との合同演奏) |
| 入場料 |
【一般価格】GS席18,000円 S席15,000円 【友の会価格】GS席16,200円 S席13,500円 ※シニア割引あり ※ 当日学生割引対象公演 |
| チケット取扱所 |
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オセチア(コーカサスの中心地)出身の両親のもと、1953年にモスクワで生まれ、コーカサスで育った彼は、イリヤ・ムーシンの指導のもとレニングラード音楽院に学ぶ。当初はピアニストとしての教育を受け、23歳の時にヘルベルト・フォン・カラヤン指揮コンクールへの参加の切符を手にする。その2年後に彼の‘ファミリー,となるキーロフ歌劇場において芸術監督・指揮者の座に就任。1988年、キーロフ劇場(オペラ・バレ工)の芸術監督に就任してからというもの、この歴史と伝統あるキーロフ劇場を世界の頂点へと押し上げ、今や世界で最も注目されているインターナショナルな歌劇場へと甦らせた。ワレリー・ゲルギエフは、多くの国際フェスティバルの創作者、芸術監督である。「白夜の星」音楽祭(サンクトペテルブルグ)、ミッケリ国際音楽祭(フィンランド)、ロッテルダム・フィルハーモニー・ゲルギエフ・フェスティバル(オランダ)、紅海国際音楽祭(イスラエル、エイラート)、コーカサスの平和音楽祭(ロシア)がその代表である。だが、彼の最高といえる音楽業績は、とりわけロシア人作曲家作品のレパートリーの幅を広げ、新風を与えたことであり、この点で彼は他の20世紀後半の指揮者たちと一線を画している。リムスキー=コルサコフ、プロコフィエフのプロジェクトをはじめとするロシア・オペラの数々や管弦楽作品など、マリインスキー歌劇場管、ウィーン・フィル等とフィリップスに行っている多数の録音も、絶大なる評価を受けており、2004年度レコード・アカデミー賞大賞、2007年5月アカデミー・ドゥ・ディスク賞(リリック賞)ほか、数々の賞を受賞している。2004年にはウィーン・フィルと来日し、同時に《北オセチアに捧げる》チャリティコンサートを開催した。 2007年よりロンドン交響楽団の首席指揮者にも就任。

1982年10月7日重慶生まれ。現在SHINSEN芸術学校に在学中。幼少より、音楽への非凡な感受性を示し、4歳で重慶幼稚園の先生タン・ゼンミンからアコーディオンを習い始めた。1年後重慶子供アコーディオン・コンテストで第1位となる。7歳で幼稚園の先生ウ・ユーからピアノを習いはじめ、2年後中国で屈指のピアノ教育者として有名なダン・ツァオイの指導の下でプロを目指して、厳格なトレーニングを受け始めた。その甲斐あって、1994年四川音楽院付属中学校に首席入学を許される。2000年10月、ポーランド・ワルシャワで開催された第14回ショパン国際ピアノコンクールに文化省から派遣され、その華麗な演奏は、会場を埋めた聴衆のみならず世界の一流のピアニストで構成する審査員団をも魅了した。その卓越した演奏により15年ぶりに第1位優勝を果し、最年少金賞受賞者となり、併せてポロネーズ賞も受賞した。70年にいたるショパン国際ピアノコンクールの歴史上、このような栄誉を獲得した最初の中国人となった。ショパン・コンクール特別コメンテーターのジャン・ポピス氏は「リはショパン音楽を理解する完成された且つ最も詩的なピアニストであり、稀な音楽的天分に恵まれ、その演奏は最も優美な音と、最も完成された技術を示している」。と述べている。
マリインスキー歌劇場管弦楽団は、ロシアで最も古い音楽団体として、由緒ある歴史を誇っている。ピョートル大帝時代、18世紀に創設され、ロシア革命以前はロシア帝室劇場管弦楽団として知られていた。チャイコフスキーは同オーケストラを指揮していたばかりでなく、自らの交響曲第5番、第6番の初演を行うなど、オーケストラと深い関わりを持っていた。ラフマニノフは数多くの公演を指揮し、ストラヴィンスキーの《火の鳥》も初演された。一方、同オーケストラのレパートリーには、ロシアのみならずヨーロッパの作曲家による作品も多く含まれており、ハンス・フォン・ビューロー、フェリックス・ワインガルトナー、アルトゥール・ニキッシュ、オットー・クレンペラー、ブルーノ・ワルター、エーリヒ・クライバーなど、世界的な著名指揮者たちも次々と客演した。キーロフ・オペラと改名されていたソ連時代、オーケストラはムラヴィンスキーとテミルカーノフの指導のもとで高い芸術的水準を維持したが、1988年、ワレリー・ゲルギエフがオペラの芸術監督に選出され、1996年にはロシア議会からマリインスキー劇場の芸術監督および総裁に任命された。レニングラードがサンクトペテルブルグと改名されて間もなく、キーロフ劇場は設立当初のマリインスキー劇場に名前を戻し、オペラ、バレエそして当管弦楽団の本拠地となった。
1953年発足、1973年からプロオーケストラとして活動を始め、九州各地を中心に年間約130回の演奏活動を行っている。2004年4月からは秋山和慶がミュージック・アドヴァイザー/首席指揮者に就任。首席客演指揮者に1996年4月から引き続き小林研一郎が就任。2006年4月からはリトアニア生まれのチェロ奏者として有名なダヴィッド・ゲリンガスが首席客演指揮者に就任。2004年創立50周年の東京・飯田公演、2006年東京公演においては、長い活動を経て徐々に積み重ねられた風格を感じさせると好評を得る。アジア太平洋地域のオーケストラ団員との共演など、“アジアにひらかれた福岡”にふさわしい国際交流にも力を入れている。福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞受賞。
3年目を迎えたゲルギエフ音楽祭、今年はゲルギエフの指導のもとで世界的な名声を得ているマリインスキー歌劇場管弦楽団によるオール・チャイコフスキー・プログラムです。
まずはオープニングからサプライズな贈り物、ゲルギエフが九響を率います。曲はもちろんチャイコフスキー、歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”が演奏されました。
続いてはマリインスキー管がユンディ・リをソリストに迎えての「ピアノ協奏曲第1番」。圧倒的なテクニックを持つユンディが若さ溢れた力強い演奏を披露すれば、マリインスキー管は緻密で重厚感のある響きを聴かせてくれました。また、アンコールに再登場したユンディが弾いたショパンの「ノクターン」からは、多くの人が彼の繊細かつ抒情的な一面を感じたことでしょう。
そして休憩を挟んだ最後はマリインスキー管と九響の合同演奏による「交響曲第5番」です。演奏が始まる前から、舞台の上を見ただけでも大迫力(なにしろティンパニも2台!)。もちろん演奏の方も圧倒的スケールで、まさに疾風怒濤のサウンドでした。
演奏終了後の鳴りやむことのない大きな拍手には、3年にわたって福岡に音楽の魅力を届けてきたマエストロに対する感謝の気持ちが詰まっていたのではないでしょうか。
[前半]
ショパン:ノクターン op.9-2
[後半]
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”
素晴らしいコンサートでした。特にピアノ協奏曲は圧巻です。ショパンコンクール1位というものの重み、マリインスキー歌劇場管弦楽団の底知れぬ実力をつくづく思い知らされました。魔法のような指揮とあいまって、間違いなく世界最高の演奏を聴けました、この福岡で。これは私の一生の財産となりました。(福岡市・50代)
ワレリー・ゲルギエフの中心的なものすごい存在感と音色が素晴らしい。ゲルギエフの鋭い目とまるで蝶々のようなしなやかな手さばきのギャップがすごかった。(奈良県・女性・50代)
ユンディ・リの演奏は細い体からほとばしるエネルギッシュで高テクニックに圧倒された。またゲルギエフの指揮はマリインスキーとの一体感が安心して聴くことができた。最後の九響との合同演奏は素晴らしいの一言。九響の方たちも素晴らしかった。(朝倉市・女性・60代)







