第23回福岡県文化賞
贈呈式&記念イベント
※このイベントは終了しました。
Fukuoka Prefecture Culture Awards 2015
【創造部門】安部龍太郎(作家)
【社会部門】北九州フィルム・コミッション
【奨励部門】工藤達郎(デジタルアートクリエイター)
<関連イベント>
2015年11月19日(木)~11月29日(日)
第23回福岡県文化賞 受賞記念パネル展
イベント詳細
※このイベントは終了しました。
Fukuoka Prefecture Culture Awards 2015
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
入場無料(要整理券・先着1,200名)
整理券申込(ふくおか電子申請サービス) |
第1部 | 贈呈式 |
第2部 | 記念イベント コーディネーター/林田スマ ■安部龍太郎 講演『玄界灘を越えて』 ■北九州フィルム・コミッション トークショー『365日、24時間フィルム・コミッション』 ■工藤達郎 デジタルアート・ライブ『山神-yamagami-』 |
お問い合わせ | 福岡県県民文化スポーツ課・文化賞担当 |
プロフィール
居住地(出身地):東京都(八女市)
久留米工業高等専門学校機械工学科在学中に、坂口安吾の「堕落論」に感銘を受け、「人間の本質を感じて」作家を志し上京。その後図書館司書として勤務する傍ら作品を書き続ける。平成2年に刊行された「血の日本史」が注目を浴び、次々と力作を発表。歴史小説の次代を担う気鋭の作家として大きな期待を集める。戦国時代など激動期の歴史に正面から向き合う骨太の作風が特徴で、平成17年に「天馬、翔ける」で第11回中山義秀文学賞、平成25年に「等伯」で第148回直木賞を受賞。また、平成25年には北九州出身の写真家・藤原新也氏と世界遺産登録を目指す「沖ノ島」をテーマにした共著「神の島 沖ノ島」を出版。現在、自身の作家活動に加え、郷土の歴史を題材とした舞台劇の監修(「宗湛」(平成23年)、「望東尼」(平成25年))や講演活動を精力的に行うなど、幅広く活躍している。
所在地:北九州市
平成元年、全国のフィルム・コミッションの先駆けとなる「北九州市広報室イメージアップ班」が誕生。次第に成長を重ね、平成12年に北九州市や北九州商工会議所など6団体で「北九州フィルム・コミッション」を設立、映画等の撮影誘致・支援を行っている。観光地での爆破シーンや空港でのハイジャックシーンなど、これまで国内では不可能とされてきた大規模ロケを成功させ、数多くのロケ(平成27年3月までの撮影支援作品:192本)を呼び込むことで、地域に大きな経済効果・宣伝効果をもたらしている。主な作品に、高倉健主演映画「あなたへ」(平成24年)、「東京ドラマアウォード」において特別賞を受賞(平成26年)したテレビドラマ「MOZU」などがある。近年は、海外作品の誘致にも本格的に乗り出し、平成27年には、タイのテレビドラマ「Devil Lover」誘致に成功するなど、映画のロケ地として国内外で大きな注目を浴びている。
居住地:福岡市
九州大学大学院芸術工学府博士課程修了後、平成26年より同大学大学院芸術工学研究院の学術研究員としてデジタルアートの研究に取り組む。プロジェクションマッピングなどの先端技術を活用した作品「Dynamic Projection[OCTA]」では、投影対象面が移動・回転を行ってもその位置と向きに合わせて映像が追従するシステムを構築。モーションキャプチャを用いた位置情報を基に、映像の幾何学的補正、時間のずれによる位置情報の推定などを独自のプログラムにより実現している。この「Dynamic Projection[OCTA]」は、極めて高い技術力と独創性に富んだ作品として国内外で高い評価を得て、国際コンペティション「2013アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」において、「アジアデジタルアート大賞」を受賞。また、テレビ番組や県内各施設においてライブパフォーマンスを行い、エンターテインメントとして広くその活動を紹介している。