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江戸時代、福岡県には福岡藩（黒田家）、豊前国の小倉藩（細川家・小笠原家）、筑後国の久留米藩（有馬家）、柳川藩（立花家）という４つの大藩がありました。

現在でも方言や食、祭りなど様々な面において各藩領時代の特色が色濃く残っていますが、日本史上の一大変革期であった幕末維新期を福岡各藩はいかに歩んだのか？

各藩の動きを個別に追うことで、公武合体と尊王攘夷で揺れる藩、譜代大名として佐幕一辺倒の藩など、各藩それぞれの立場が見えてきます。

『福岡県の幕末維新』発刊記念講演会では、幕末維新へ向かう当時の状況と各藩の動向について、総説を執筆された丸山雍成先生にお話しいただきます。

※アクロス福岡文化誌とは