プラハ国立劇場オペラ「フィガロの結婚」
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モーツァルト上演で定評のある歌劇場
イベント詳細
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モーツァルト上演で定評のある歌劇場
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
【一般価格】
座席配置図
【友の会価格】 ※完売しました |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード169-559) ローソンチケット TEL:0570-084-008(Lコード87428) |
演 目 | モーツァルト:フィガロの結婚 全4幕 [原語上演・字幕付き] |
出 演 | プラハ国立劇場管弦楽団、合唱団ほか |
指 揮 | ヤン・ハルペツキー |
演 出 | ヨゼフ・プルーデク |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 http://www.tvq.co.jp/event/event2012_10.html |
プロフィール
プラハ国立劇場は、オペラ、バレエ、演劇をプラハ市内の複数の会場で上演している劇場組織です。その中でもスタヴォフスケー劇場は、18世紀の美しい建築が今も保持・使用されており、もっとも長い歴史と伝統を誇ります。現在モーツァルトのオペラはすべてこの劇場で上演されています。M.フォアマン監督の映画『アマデウス』で、オペラ・シーンのロケが行われたことでも知られます。現在では、「モーツァルト・オペラ」ゆかりの劇場として、プラハ市民からは「モーツァルト劇場」と称されて愛されています。
【沿革】1783年にノスティツ・リーネク伯爵によって市街地の一角(現在の旧市街広場)に建造され、当初はノスティツ劇場と呼ばれました。開館して間もない1786年には「フィガロの結婚」が上演され、プラハ市民に大きな熱狂を与えますが、その好評ぶりを是非見に来て欲しいと劇場支配人はモーツァルトをプラハへ呼び寄せました。その折に依頼を受けて作曲した「ドン・ジョヴァンニ」をモーツァルト自らこの劇場に赴き1787年に指揮して初演します。1798年には劇場がボヘミア貴族たちに売り渡され、スタヴォフスケー劇場と名を変えました(スタヴォフスケーとはチェコ語で貴族の意味)。ここでは後にベートーヴェン「フィデリオ」やワーグナーの作品など、おもにドイツ系の作品が上演にかけられ、ドイツ劇場の別名もとりました。
1918年にハプスブルクの支配から祖国が独立した折、チェコ国民に奉仕する劇場組織として設立された「国民劇場」の一翼をになうこととなり、イタリア、ドイツ、チェコなど色とりどりのオペラや演劇が上演されました。
その後、チェコはナチス侵攻、第2次世界大戦という暗い時代を経て、1948年の共産党クーデターへと至ります。共産党政府によって維持された「国民劇場」組織の一部として劇場はティル劇場と名を改め、モーツァルトや同時代の歌劇を上演しました。
1980年代、施設の改修を行っている最中の89年にビロード革命が達成され、現政府のもとスタヴォフスケー劇場の名称へと戻されました。ここでは現在、オペラとしては縁の深いモーツァルトの作品のみが上演され、ほかにはチェコ演劇、バレエが上演されています。
2011年、プラハ国立劇場オペラとプラハ国立歌劇場は統合され、現在はより大きな組織と生まれ変わり、プラハ国立劇場、エステート劇場(現スタヴォフスケー劇場)、プラハ国立歌劇場、ニュー・ステージ、コロブラート劇場により構成されている。