新イタリア合奏団 I Solisti Filarmonici Italiani
完璧な技巧と高い音楽性で超一流と折り紙付きの名アンサンブル、イタリア合奏団が、21世紀への新たな飛躍を求めてメンバーを一新、「新イタリア合奏団」としてスタートした。
メンバーは、イタリアの著名オーケストラのコンサートマスターやソロ首席奏者の経験者、国際コンクールの入賞者、有名なイタリアの室内楽グループ(ローマ合奏団、キジアーノ六重奏団)の元メンバーなどによって構成されている。レパートリーは弦楽六重奏から交響曲まで、指揮者を置かず、ソロもメンバーが交替で担当して演奏している。
世界各地――アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリンのフィルハーモニー、ボンのベートーヴェン・ハレ、ミュンヘンのヘラクレス・ザール、ウィーン・ムジークフェライン、ニューヨークのメトロポリタン美術館とカーネギー・ホール、ワシントンD.C.のケネディ・センター、シカゴ、クリーヴランド、ボストン、ブエノスアイレスのテアトロ・コロン、サンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ、パリのサル・プレイエル、マドリードの国立音楽堂、ミラノ、ローマ、イスタンブール音楽祭、南アフリカ、台北、ソウル、香港で公演し、日本でも東京のサントリーホールや東京オペラシティコンサートホール、大阪のザ・シンフォニーホール、いずみホールなどで演奏している。
その輝かしく美しい演奏は、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、コリエーレ・デラ・セーラ、南ドイツ新聞、ディアパゾン、ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジク、フォノフォールム、CDクラシカ、ムジカなどの新聞雑誌で高く評価されている。ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)、ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)、エマニュエル・パユ(フルート)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、ラドゥ・ルプー(ピアノ)、アンサンブル・ウィーン=ベルリンなどとのコンサートやツアーも多い。
CDはデンオン・レーベルほか様々なレーベルからリリースしている。
------------------------------------【メンバー】
●ヴァイオリン VIOLINS
フェデリーコ・グリエルモ Federico Guglielmo
ミリアム・ダル・ドン Myriam Dal Don
ステファノ・ザンケッタ Stefano Zanchetta
グラウコ・ベルターニン Glauco Bertagnin
カルロ・ラザーリ Carlo Lazari
アレッサンドロ・フェラーリ Alesandro Ferrari
●ヴィオラ VIOLAS
エンリコ・バルボーニ Enrico Balboni
マリオ・パラディン Mario Paladin
●チェロ CELLOS
チェチーリア・ラディック Cecilia Radic
ルイジ・プクセドゥ Luigi Puxedde
●コントラバス DOUBLE BASS
フランコ・カタリーニ Franco Catalini
●チェンバロ CEMBALO
ロベルト・ロレッジアン Roverto Loreggian
●テオルボ THEORBO
イボーノ・ザネンギ Ivano Zanenghi