2010年11月8日(月) 19:00

イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

※このイベントは終了しました。

怒涛の弦楽器群にホールが共鳴する！
メータとイスラエル・フィルのストラヴィンスキー＆ベートーヴェン！
魂を共有して50年。黄金コンビが奏でる、渾身の一音にご期待ください！

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概要

プロフィール

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  ズービン・メータ ZUBIN MEHTA（音楽監督）

  1936年インド、ボンベイ生まれのズービン・メータは、これまで世界の檜舞台で活躍を続けてきた。メータの指揮者としての華々しいキャリアは、1954年にウィーン音楽院で名匠ハンス・スワロフスキーに師事したところから始まる。1958年22歳の時に、イギリスのリヴァプール国際指揮者コンクールで優勝してその実力を認められ、翌年ウィーン・フィルに招かれ大成功を収める。この時の指揮について、名指揮者のヨーゼフ・クリップスから“第2のトスカニーニの誕生”という最大級の賛辞を贈られる。以来、世界中のオーケストラからの招聘が相次ぎ、1961年からモントリオール交響楽団の音楽監督、1963年からロサンジェルス・フィルの音楽監督兼常任指揮者、そして1978年からニューヨーク・フィルの音楽監督に就任し、世界的な人気と名声を博した。
  イスラエル・フィルには、メータが25歳の1961年に初めて登場し、以来1969年から音楽顧問、1977年から音楽監督に就任し、緊密で絶妙のコンビネーションは、まさに一心同体ともいえる完成度の高さを誇っている。
  近年メータは、オペラ指揮者としての活躍も目覚ましいものがあり、1985年からフィレンツェ歌劇場では数多くの名演を重ねるかたわら、1998年からはバイエルン国立歌劇場でも手腕を奮った。2001年には、春と秋にわたりこの二つの歌劇場の日本公演を大成功に導き、この有名歌劇場の日本公演は、2005年2006年と続けて行われ、そのいずれもがメータによって指揮され、その衝撃的な成功は日本の音楽史に名を残す名演のひとつとして数えられるであろう。
  2007年には、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートで指揮し、日本でも大きな話題となったが、その2ヵ月後には、イスラエル・フィルとの創立70周年記念ツアーを日本各地で行い、各地で絶賛された。2008年には、その高い実績を評価され世界文化賞を受賞。
  2010年のイスラエル・フィル日本ツアーは、彼とイスラエル・フィルとの共演50周年を記念するシーズンの始まりを華々しく飾るツアーとなる。
  メータは現代の名指揮者のなかでもとりわけ、その風格とカリスマ性で益々絶大な人気と支持を誇っており、今後も巨匠として更なる活躍に大きな期待が寄せられる。

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  イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

  イスラエルを代表するオーケストラであるイスラエル・フィルの前身であるパレスチナ交響楽団は、1936年に誕生した。イスラエルという国家の成立よりも10年以上も前のことであり、ユダヤ系ヴァイオリニストのブロニスラフ・フーベルマンの呼びかけでユダヤ系音楽家たちによって結成された。その後、1948年のイスラエル共和国建国とともに、現在のイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団に改称された。
  イスラエル・フィルは結成当時以来の伝統である、優秀なユダヤ系音楽家の奏でる響きで、いまやウィーン・フィルやベルリン・フィルの弦楽セクションの響きをしのぐ、“世界一の弦”と称せられるほど、艶やかで独特の濃密な色彩感をそなえている。この厚みのある弦楽器をベースに、豊麗な管楽器が生み出すイスラエル・フィル特有のサウンドは、世界で唯一のオーケストラと呼ばれる所以である。第2次大戦後、1950年に初のアメリカ公演で大成功を収め、その名声を高める。日本へは、1960年に初来日して以来、度々来日公演を行い、多くの聴衆の心をとらえている。先に日本でも行われた200７年のIPO70周年記念ツアーでは、大きな反響を呼んだことが記憶に新しい。
  イスラエル・フィルでしか演奏できない豊麗な特有のサウンドは、聴き手に熱い興奮と深い感動を与え、これまでの日本公演でも、マーラー、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーのドイツ音楽、ドヴォルザークや、リムスキー＝コルサコフ、ショスタコーヴィチなどのロシア・スラヴ系の名曲にいたるまで、じつに幅広い多彩なレパートリーで、名演を繰り広げ毎回大盛況を博し、毎回日本各地のコンサートホールを埋めた満場の音楽ファンの絶賛を浴び、巨匠メータ＝イスラエル・フィルの人気と存在感はますます高くなっている。

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