2009年11月09日(月) 19:00
バイエルン放送交響楽団

現代の数少ない巨匠指揮者の一人。
2003/2004年シーズンにバイエルン放送響及び合唱団5代目首席指揮者に就任。2004年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席指揮者も兼任し、世界の2大オーケストラを率いて精力的な演奏活動を行なっている。
1943年、名指揮者アルヴィド・ヤンソンスの下、リガに生まれる。1971年、カラヤン指揮者コンクールに入賞。1972年、ムラヴィンスキーの助手となり、1999年までレニングラード・フィル常任指揮者を務める。
1979年から2000年まで首席指揮者を努めたオスロ・フィルを世界トップ・レベルのオーケストラへと導き、ロンドン・フィル首席客員指揮者(1992-1997)、ピッツバーグ響音楽監督(1997-2004)を歴任。
1971年から2000年まで、サンクトペテルブルク音楽院指揮科で教授を務め、オスロ音楽院とリガ音楽院からは名誉博士号を贈られている。
現在、ロンドンのマスタープライズ作曲コンクールの芸術監督を兼務。
EMI、グラモフォン、ソニー、BGM、シャンドス、サイマックスの各レーベルで録音。バイエルン放送響とはソニーBMGからこれまでに5枚のライブCDが発売されている。
ウィーン楽友協会、および英国王立音楽院の名誉会員。ノルウェーからアンダース・ヤーレ文化勲章、および外国人に贈られる最高栄誉であるノルウェー王国功労星章を授与されている。また、2003年ベルリン・フィルの「ハンス・フォン・ビューロー・メダル」、2004年ロイヤル・フィルハーモニック協会の「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」、2006年ラトヴィア共和国最高栄誉賞である三ツ星メダル、2007年ウィーン市から金メダル、バイエルン功労章、2009年「オーストリア科学芸術名誉勲章」など数々の賞を贈られている。
2006年、ウィーン・フィルとのニューイヤー・コンサートは、全世界にTV放映されている。

1982年、ニューヨーク・フィルとの共演でデビュー。以来、指揮者ではバーンスタイン、アバド、メータ、小澤、ラトル、ヤンソンス、器楽奏者ではスターン、ズッカーマン、ヨーヨー・マ、オーケストラではベルリン・フィル、ウィーン・フィル、パリ管、コンセルトヘボウ管をはじめとする多くの著名な音楽家との共演を重ね、室内楽にも力を注ぎ、幅広い演奏活動を続けている。
年間70回以上の演奏活動に加えて、コミュニティー・エンゲージメント活動(地域密着型の社会貢献活動)にも積極的に取り組み、1992年ニューヨークに非営利団体「Midori&Friends」を、同時に東京に「みどり教育財団東京オフィス」を設立。2002年からは、NPO法人「ミュージック・シェアリング」として、「みどり教育財団」の活動を引き継ぎ、2006年からはアジア圏でもICEP(インターナショナル・コミュニティー・エンゲージメント・プログラム)を展開している。その他にも、米国ではPiP (パートナーズ・イン・パフォーマンス)、ORP(オーケストラ・レジデンシー・プログラム)、URP(ユニバーシティー・レジデンシー・プログラム)など、目的に合わせてさまざまなプロジェクトを企画、団体を組織するなど、常にコミュニティーを意識したみどりの音楽活動は、多くの音楽家に影響を与え、社会的に支持を得ている。
2004年、南カリフォルニア大学(USC)ソーントン音楽学校の「ハイフェッツ・チェアー」に就任、2007年より弦楽学部長を務める。2006年には学内にコミュニティー・エンゲージメント・センターを開設し、通常のコンサートホールでのコンサート活動だけでなく、より多くの人々に幅広く音楽を届けようとする若い音楽家たちのリサーチ/トレーニングをサポートしている。その他にも世界各地でマスタークラスを開くなど、後進の指導にも余念がない。
使用楽器はガルネリ・デルジェス「エクス・フーベルマン」(1734年作)で、社団法人林原共済会より終身貸与されている。
CDはソニー・クラシカルよりリリース。趣味は読書、観劇。
2007年9月より国連平和大使に就任。
[公式ホームページ]http://www.gotomidori.com/japan/
世界最高峰のオーケストラ。2003年10月、楽団員の全員一致でマリス・ヤンソンスが首席指揮者に就任して以来、惰性を許さない完璧主義と血の通った人間性を併せ持つ両者のコンビネーションは全世界で圧倒的な成功を収めている。
オイゲン・ヨッフムによって1949年に創設。ヨッフム(1949年〜1960年)、ラファエル・クーベリック(1961年〜1979年)、サー・コリン・デイヴィス(1983年〜1992年)、ロリン・マゼール(1993年〜2002年)が首席指揮者(バイエルン放送響合唱団の首席指揮者と兼任)を務め、客演指揮者にはC. クライバー、ベーム、ショルティ、ジュリーニ、サヴァリッシュ、ハイティンク、ムーティ、サロネン、ウェルザー=メストなどの著名指揮者の名前が並ぶ。また、レナード・バーンスタインと継続的に共演したドイツで唯一のオーケストラである。
1945年に創設された〈ムジカ・ヴィーヴァ〉では現代音楽に取り組み、ストラヴィンスキー、ミヨー、ヒンデミット、ブーレーズ、シュトックハウゼン、ベリオ、などが指揮台に立っている。
ここ数年は古楽の演奏にも力を入れ、ヘンゲルブロック、アーノンクール、トン・コープマンなど、古楽器演奏の名手として有名な指揮者たちとも共演している。
ヤンソンスと録音したショスタコーヴィチの交響曲全第13番は、2006年グラミー賞(最優秀オーケストラ部門)を受賞。
4年振りに登場となるバイエルン放送交響楽団の来日公演が行われました。
南ドイツを代表するオーケストラ、指揮者にマリス・ヤンソンスさん、ソリストに人気の五嶋みどりさんという事もありチケットは早々に完売!会場は満員のお客様で一杯になりました。
前半のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲では五嶋みどりさんが共演。デリケートで美しいヴァイオリンの音色でオーケストラとの情緒豊かなハーモニーに魅了されました。圧巻は前半のアンコールで五嶋みどりさんが弾いたJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。まさに魂の込もった、力強い迫力の熱演を聴かせてくれました。
後半のブラームスの交響曲 第2番はまさにドイツ音楽の伝統を感じさせてくれました。優しい人柄が満ちあふれるようなヤンソンスさんの指揮で全体が一体となり、柔らかく重厚な響きは期待どおりの迫力の名演でした。ヤンソンスさんの指揮する優美な腕の動きに惚れ惚れした方もいたようです。
観衆の鳴りやまない拍手にアンコールはなんと2曲も応えてくれました!
シベリウスの悲しいワルツとブラームスのハンガリー舞曲 第5番というファンにはたまらない贈りものとなったのではないでしょうか?
記憶に残る素晴しい名演の一夜となりました。
[前半]
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 第2楽章
[後半]
シベリウス:悲しいワルツ op.44-1
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
バイエルンの響きは南ドイツの香りのする温かい音色・ハーモニーでした。五嶋さんのすがすがしいヴァイオリンと一体化して、素晴らしいベートーヴェンの世界を味あわせていただきました。アンコールのバッハも心にしみました。久しぶりの感動です。(大野城市・女性・50代)
みどりさんはとてもかっこよかったし、ヤンソンス氏の温かくて優しい人柄が音楽に満ち溢れて、とても心にしみる良い演奏でした。感激!心が解き放たれました。(福岡市・女性・50代)
特にブラームスの交響曲第2番でしょう。指揮者と一体となり、のびやかにたっぷりと作曲者の意図や情景描写を聴くことができた。もちろん五嶋みどりの確かな音楽を味わうこともできた。(鹿児島県・女性・70代)




