#6 九州鉄道記念館駅 平成筑豊鉄道 - アクロス福岡
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駅ジェニックふくおか

#6 九州鉄道記念館駅 平成筑豊鉄道

九州鉄道記念館駅 平成筑豊鉄道

ゆっくり、のんびり走る
門司港レトロ観光列車の
始発駅


九州鉄道記念館駅 平成筑豊鉄道

廃止の貨物線を有効活用

1914年に建てられ国の重要文化財に指定されているJR門司港駅の駅舎は、2019年の完成に向け改修工事が続いている。九州鉄道記念館駅は、その門司港駅に隣接。同駅からは、門司港レトロ観光列車「潮風号」が運行され、関門海峡めかり駅の間、2.1kmを結んでいる。この観光路線は、国鉄時代から運行され、その後廃止になった貨物線を北九州市が譲り受け、2009年に開業。平成筑豊鉄道に運行を委託しており、3月から11月までの土曜・休日に加え、春夏休み、ゴールデンウイークに1日10~11往復。“北九州銀行レトロライン”のネーミングライツが付けられている。
駅名になっている九州鉄道記念館は2003年に開館し、本館は1891年に建てられた九州鉄道本社のレンガ造りの社屋跡。C59型、9600型など蒸気機関車、世界初の寝台電車をはじめ九州で活躍した昔懐かしい車両が展示されており、ミニ鉄道公園など鉄道を楽しく学べる施設も充実している。
九州鉄道記念館駅から「潮風号」に乗ってみる。前後の小さなディーゼル機関車が2両の貨物用車両を改造したトロッコ客車をサンドイッチに挟んで走行。最高時速15km/h、自転車にも抜かれるほどのスピードでのんびり行く。窓があるので雨の日も大丈夫。また、ガイドが観光案内を行ってくれるので、車窓を愛でながらの乗車が一層楽しくなる。鉄道記念館駅を出ると、門司港レトロ地区を走り、すぐに出光美術館駅。ここからは1日700隻の船が行き交う関門海峡に沿って走り、関門橋や対岸の下関の街並みが望める。窓を開け放ち、開放感たっぷりの車内に”潮風”が入ってくる。ノーフォーク広場駅を出発するとトンネルに入る。車内の天井が光り、描かれた魚が浮かび上がる仕掛けが。トンネルを出ると、関門海峡めかり駅に到着。乗車時間は10分ほど。まさしく、日本で一番遅く、短い距離の観光列車といえる。300円の乗車料金も魅力だ。

(文・写真 東 淳二郎)

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