黄色の花をつけるミモザのように、ゆで卵の黄身を飾ったサラダを「ミモザサラダ」という。ミモザという花が黄色い花であるということは知っていたが、実際にこの目で見たことはなかった。

北九州市の中心部、JR小倉駅からバスで約20分のところにある「到津の森公園」は、動物とふれあえる都心の森として知られているが、実は九州随一のミモザの公園でもある。

この公園にあるミモザは、別名ギンヨウアカシアという種類のものだ。オーストラリア原産の常緑高木で、大きいものは6m以上にもなる。鮮やかな黄色の花がボンボンのように集まり、長い房になって樹木いっぱいに花をつける。園内には約60本のミモザの木があり、2月中旬ごろからつぼみが膨らみはじめ、3月中旬ごろまでが見頃となる。

ミモザには「真実の愛」という花言葉もあり、2月14日から3月15日までは、ミモザフェアが開催され、花カードのプレゼントや「恋人宣言認定書」の発行など、様々なイベントが予定されている。

ピンクの桜の花より一足早く、鮮やかな黄色の花で春の訪れを感じてみてはいかがだろうか。

【到津の森公園へのアクセス】
アクセス：JR小倉駅よりバスで約20分 到津の森公園前下車
問い合わせ先：到津の森公園
TEL：093-651-1895
営業時間：9:00〜17:00
入園料：大人：800円 ほか
休園日：火曜日(火曜日が祝日のときは開園し、翌日が休園日)
所在地：北九州市小倉北区上到津4-1-8
HP：http://www.itozu-zoo.jp/