アクロス福岡 福岡グランドクラシックス2013
オーギュスタン・デュメイ
春の訪れを告げるウィーン少年合唱団の歌声、ベルリン・フィルの名手が奏でるストラディヴァリウス サミット・コンサート、デビュー40周年を迎えるタリス・スコラーズ、そして不死鳥のように蘇ったチョン・キョンファの登場と、今年も魅力的な公演がみなさまをお待ちしています。
イベント案内

ウィーン少年合唱団

5/24(金) 19時開演
Canon Presents
ウィーン少年合唱団
ウィーンの象徴、音楽大使として世界中の人々の心を癒す天使たち
[会 場]
福岡シンフォニーホール
[入場料]
※完売しました
S席 6,000円 / A席 5,000円  / B席 4,000円 (学生券 2,000円)
[曲 目]
J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ、美しく青きドナウ
宮﨑駿アニメソング、「花は咲く」ほか
[特別協賛]
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
■聴きどころ
毎年、その澄み切った歌声を聴かせてくれるウィーン少年合唱団は、一昨年来日がかなわなかった。その時に彼らがウィーンで開いてくれた震災被災者へのチャリティーコンサートなど、日本に対するその愛情の深さは我々みんなの知るところ。日本でのツアーでは、必ずその年のテーマとなる日本の歌を織り交ぜてくれるのですが、今回のそれは、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」です。
約100名の団員から構成される4つのグループのうち、今回は《モーツァルト組》が来日します。世界中の音楽を愛するこどもたちの憧れの的であるウィーン少年合唱団には、日本人を含む多様な国籍のメンバーも含まれ、まさに世界平和を音楽で体現する演奏家たちです。
「美しく青きドナウ」などウィーンの香り漂うものからアニメソングまで、家族で楽しめるコンサートです。

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ベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツ

5/29(水) 19時開演
キューピースペシャル
ストラディヴァリウス サミット・コンサート 2013
2年に一度の贅沢…11台のストラディヴァリを奏でるベルリン・フィルの名手たち
[会 場]
福岡シンフォニーホール
[出 演]
ベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツ
[入場料]
S席 8,000円 / A席 7,000円 / B席 5,000円 (学生券 2,500円)
[曲 目]
モーツァルト:ディヴェルティメント へ長調 KV.138
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
フンメル:ヴィオラのための幻想曲 ト短調 op.94
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ op.11
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナーデ ハ長調 op.48
■聴きどころ
最高峰の弦楽器のひとつと目されるストラディヴァリウス。多くの名演奏家が手にし、歴史的な名演を聴かせてきた楽器たち。世界中に数多く存在するといわれていますが、正確な数はわかっていません。恐らく1,000挺以上はあるだろうと思われるヴァイオリンと比べて、ヴィオラやチェロはその数が少なく、特にストラディヴァリウスのヴィオラは希少で、幻の銘器《マーラー》をはじめとする2台のヴィオラ、2台のチェロそして7台のヴァイオリンと、計11台のストラディヴァリウスが福岡シンフォニーホールに集結します。これらの銘器を奏でるのは、ベルリン・フィルのメンバーという豪華この上ないコンサート。この11台のストラドは、実はスイスの財団が所有しているもので、毎回春先にベルリン・フィルのメンバーがスイスまで楽器を受け取りに行き、日本ツアーまで弾き込みをしているのです。つまり春のベルリン・フィルの演奏会にはいつの間にやらストラディヴァリウスが多く登場しているというぜいたくな話。
ベルリンまで行かずとも、この春はアクロスで究極の音楽美を体験してみてください。

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タリス・スコラーズ

6/11(火) 19時開演
タリス・スコラーズ
結成40 周年を迎えるルネサンス音楽のスペシャリストたち
[会 場]
福岡シンフォニーホール
[出 演]
指揮:ピーター・フィリップス
[入場料]
S席 6,500円 / A席 4,500円 / B席 3,000円 (学生券 1,500円)
[曲 目]
オルランドゥス・ラッスス:うるわしき救い主のみ母(8声)
ジョスカン・デ・プレ:ミサ・パンジェ・リングヮ
グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ
トマス・タリス:ミゼレーレ
ジョン・タヴナー:子羊
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:聖土曜日のためのエレミアの哀歌 第3部
ウィリアム・バード:主よ、認めたまえ
■聴きどころ
合唱界にその名を轟かすタリス・スコラーズが結成40周年を記念して、これまで名演奏を繰り広げてきた曲の数々を集め、まさに《ベスト・オブ・タリス・スコラーズ》ともいうべきプログラムでアクロスへ再登場します。特に注目に値するのは、かつてバチカンのシスティーナ礼拝堂で年に3日間しか歌われず、楽譜も持ち出し禁止とされていた門外不出の曲アレグリの「ミゼレーレ」。当時14歳だったモーツァルトがイタリア旅行の際、わずか1度聴いただけで帰宅後、完璧に楽譜に書き取ってしまったという逸話のある曲です。このほかルネサンスの名曲ジョスカン・デ・プレの「ミサ・パンジェ・リングヮ」など美しい珠玉の名曲がちりばめられています。
《人間の声》という究極の楽器を駆使し、福岡シンフォニーホールをまるで大聖堂の中にいるかのような空間へと変えてくれる彼らの演奏に、深い慈しみと感動を得ることでしょう。

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チョン・キョンファ


ケヴィン・ケナー

6/13(木) 19時開演
チョン・キョンファ ヴァイオリンリサイタル
チョン・ミョンフンプロジェクト
現代最高のヴァイオリニストが永い沈黙を破りふたたびアクロスへ登場
[会 場]
福岡シンフォニーホール
[出 演]
ヴァイオリン:チョン・キョンファ
ピアノ:ケヴィン・ケナー
[入場料]
S席 7,000円 / A席 5,000円 / B席 3,000円 (学生券 1,500円)
[曲 目]
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調「雨の歌」op.78
シマノフスキ:夜想曲とタランテラ op.28
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
■聴きどころ
かつて一世を風靡したチョン・キョンファ。彼女のヴァイオリンが再び聴ける・・・。
2005年9月ゲルギエフ指揮キーロフ劇場管弦楽団との共演をキャンセルして以来、指の故障で演奏の表舞台からは長らく姿を消していた。6年ぶりに復活した彼女の演奏に、ソウルの聴衆は興奮を隠せなかった。
ジュリアード音楽院で巨匠ガラミアンの薫陶を受け、レヴェントリット国際コンクールでズーカーマンと1位を分け合い、世界中のオーケストラと共演を重ねるようになった。プレヴィン、ショルティ、テンシュテット、ムーティ、マゼール、バレンボイム、アバドなど名だたる指揮者のほか、ルプー、ツィメルマンなど名ピアニストとの共演も多い。
近年は、ショパン国際ピアノコンクールで最高位を収めたケヴィン・ケナーとツアーを行い、そのデュオとしての完成度の高さは目を見張るものがある。
劇的なその音楽表現は多少なりを潜め、代わりに深く静かな咆哮が、彼女の音楽を更なる円熟のステージへと導いている。
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