アクロス・文化学び塾
宗像が生んだ近代洋画の巨匠・中村研一の生涯と芸術
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近代洋画の巨匠が追求した「絵画の真実」とは!?
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宗像市出身の洋画家・中村研一(1895~1967)は、東京美術学校西洋画科を優れた成績で卒業した後にフランス留学、帝展での特選受賞、そして日展で審査員を歴任するなど、生涯洋画壇の中心的存在として活躍しました。正確なデッサンと端正で重厚な写実的作風において、造形的に構築された大画面作品を得意とした彼は、藤田嗣治に並ぶ「戦争画」制作でも知られています。
福岡県立美術館では、作家没後50年の節目を迎えるにあたり、「没後50年 中村研一展」が開催され、初期作品から昭和初期官展に出品した大画面作品、戦争画、そして身近な風景や静物、人物を主題とした戦後の作品など、その画業を網羅的にご紹介します。
本講座では、中村の生涯と画業を通して、近代という激動の時代の中で中村が時流に流されることなく貫こうとした「絵画の真実」とはいかなるものであったのかを読み解きます。
◆展覧会◆
企画展:「没後50年 中村研一展」
会 期:2018年2月3日(土)~3月11日(日)
会 場:福岡県立美術館