過去7回連続で完売している人気の読響・福岡公演。今回は、鹿児島出身の俊英・下野竜也が得意のブルックナーの交響曲第7番などで渾身のタクトを振ります。読響は、これまでアルブレヒトやスクロヴァチェフスキら巨匠たちとブルックナーの交響曲で数多くの名演を残しており、ブルックナー演奏でとりわけ高い評価を得ています。そんな読響の“勝負曲”で、輝かしい金管楽器や分厚い弦楽器の響きを存分にご堪能ください。人間と自然への愛を謳ったブルックナーの美しく温かな響きは、深い感動を生むことでしょう。
前半には、小澤征爾も絶賛し、欧州で注目を浴びる新星ヴァイオリニストのスムが登場。息を呑むような艶やかな音色を披露し、聴衆を魅了します。日本のトップレベルのオーケストラと気鋭ソリストによる極上の演奏を、心ゆくまでお楽しみください。

［出　演］
指揮／下野竜也
ヴァイオリン／アレクサンドラ・スム

［曲　目］
モーツァルト：ヴァイオリン協奏曲 第3番
ブルックナー：交響曲 第7番