リオール・シャンバダール指揮 ベルリン交響楽団
※このイベントは終了しました。
ドイツ名門オーケストラで聴く究極の名曲集
音楽への情熱が身体中からほとばしるリオール・シャンバダール。
チャイコフスキー、パガニーニ、シベリウス国際コンクール優勝に輝き、その超絶技巧は美の極致をきわめるイリヤ・カーラーと夢の共演!!
イベント詳細
※このイベントは終了しました。
ドイツ名門オーケストラで聴く究極の名曲集
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
---|---|
入場料 |
【一 般】
座席配置図
S席10,000円 A席9,000円 【友の会】 S席9,000円 A席8,100円 ※S席は、アクロス福岡チケットセンターでのみ販売中 |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999【Pコード:286-419】 ローソンチケット TEL:0570-000-407【Lコード:85866】 |
出 演 | 指揮/リオール・シャンバダール ヴァイオリン/イリヤ・カーラー |
曲 目 | エルガー:「愛のあいさつ」 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調「新世界より」 |
資 料 | |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 |
プロフィール
ベルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)は1966年、東西に分かれていた当時の西ベルリンにおいて、既に東ベルリンに創設されていた“ベルリン交響楽団(Berliner Sinfonie-Orchester)/現在のベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団”と対になる形で設立され、音楽の街ベルリンにおいて半世紀にわたり、市民に愛され続けてきました。
ベルリン・フィルハーモニーホールでの定期公演は、現代作品も積極的に取り上げる一方、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーンなど古典の交響曲をプログラムのメインに据え、入念に鍛えられた演奏により、耳の肥えた聴衆を増やしています。また定期公演のほかに、ベルリン音楽アカデミーと共同で様々な教育的プログラムを実施するなど、“市民のためのオーケストラ”としての存在も際立たせてきました。
現主席指揮者のリオール・シャンバダールは、全身全霊で挑むその熱い演奏で聴衆との垣根を取り除き、会場全体が一体となるような臨場感を生み出し多くのファンを獲得しています。また海外ツアーやレコーディングなど精力的に活動の場を広げており、ベルリンでの音楽祭は勿論のことロンドン・プロムス、エディンバラ、イスタンブール、フランダース、カイロなど世界の主要な音楽祭に参加するなど、ベルリン交響楽団の新時代を築き上げました。
日本では2002年10月の初来日以来、その実力を遺憾なく発揮し毎回好評を博してきました。
今回、期待に応えて8度目の来日を果たします。
1950年イスラエル生まれ。ハンス・スワロフスキー、フランコ・フェラーラ、カルロ・マリア・ジェリーニに師事。作曲をヴィトルド・ルトスワフスキに学ぶ。イスラエルのハイファ交響楽団首席指揮者、テル・アヴィヴ室内オーケストラ音楽監督、ドイツのカイザースラウテルン歌劇場音楽総監督、スロヴェニア放送交響楽団首席指揮者を歴任。1997年、ベルリン交響楽団の首席指揮者に就任し現在に至る。ベルリン交響楽団ではベルリン・フィルハーモニーホールにおける定期公演、世界各地の公演旅行を行う他、数多くのCDやテレビ番組の制作に携わる。またイスラエル・フィル、バンベルク交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、フェニーチェ歌劇場などヨーロッパ一流のオーケストラと共演するほかアジア、南米のオーケストラとも精力的に公演を行う。音楽に対する誠実な姿勢と身体中から溢れる情熱で、常に聴衆を魅了。過去7度の日本公演では各地で絶賛を博す。
イリヤ・カーラーはパガニーニ(1981)、シベリウス(1985)、チャイコフスキー(1986)国際コンクールすべてに優勝している。ワシントンポスト紙は、“すべての面において完璧なアーティストで比類なきヴァイオリニスト”と絶賛し、ロンドンのグラモフォン誌は“私たちの耳を虜にする魔術師”と評している。1963年モスクワ生まれ。レオニード・コーガンとヴィクトル・トレチャコフに師事。レニングラード・フィル、モスクワ・フィル、ドレスデン・フィル、ベルリン放送交響楽団、ボルティモア交響楽団、モントリオール交響楽団など世界的なオーケストラと共演し、世界各地でリサイタルを行う。また、毎年欧米の主要な音楽祭に招かれ高名な音楽家と共演している。数多くのCDの中では、パガニーニ・カプリース全曲が「至高の演奏であり、ヴァイオリニストの頂点を極めた20世紀の巨匠・ハイフェッツを彷彿させる。」と絶賛され、伝説的な名盤として知られる。
Q.福岡の印象を教えてください。
過去2回とも博多山笠の装飾美を堪能し、活気に満ちた街中では私の大好きな魚料理を美味しくいただきました。福岡は、日本の伝統と東洋のエネルギーをあわせ持つ魅力的な街ですね。
Q.福岡シンフォニーホールでの演奏は3回目ですが、ホールの感想・イメージをお聞かせください。
数ある日本の優れたホールの中でも、ゴージャスな雰囲気とホール全体を包み込むマイルドな響きで、世界トップ・クラスに位置すると思います。
Q.2014年の公演時には、リハーサルの合間にアクロス2階の匠ギャラリーで工芸品をご覧になっていましたね。
幼いころに師事したヴァイオリンの先生の影響で、琵琶や尺八など日本の楽器に興味を持ちました。その後2002年に初めて日本を訪れて、以来、神社・仏閣、工芸品にも触れる機会ができました。前述の楽器と同様の「自然で美しい日本の伝統美」を感じとり、惹き付けられています。
Q.ベルリン交響楽団で約20年首席指揮者を務めていらっしゃいます。数多くのオーケストラがひしめきあう音楽の街ベルリンにおいて、このオーケストラの魅力はなんでしょうか?
主に18~19世紀の著名な古典作品を丹精込めて演奏することで、聴衆を増やすことができたと感じています。また、ファミリーコンサート・シリーズで若い世代にヨーロッパ音楽の伝統を継承している点も重要な役割と考えます。今後はさらに研鑽を積み、世界中の人々に愛されるオーケストラを目指していきます。
Q.福岡のお客さまにメッセージをお願いします。
日本公演を楽しみに日々努力を重ねる団員たちの熱い演奏を、ぜひお聴きください。
アンコール曲目紹介
<前半>
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 第2番より“サラバンド”
第3番より“ルール”
<後半>
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
エルガー:エニグマ変奏曲より「ニムロッド」