「ACROS」2018年3月号
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■ル35年来の仲間である私たちが、長きにわた■パ数年前の日本ツアー中にメンバーでレパー■パ最初この曲を録音で聴いたとき、ドヴォルFrench Wnds、フランスの木管/風)という皆さまの音楽を聴いていると、厚い信頼関係と音楽に対する強い信念を感じます。今回のプログラム構成のポイントを教えてください。ドヴォルザークの六重奏曲は、ピアノ五重奏曲第2番が原曲なんですね。どんな編曲になっているのか今からとっても楽しみです。メ=ポール・メイエパ=エマニュエル・パユ■「メレ・ヴァン・フランセ」を形容するのにふさわしい言葉は〝レ・ヴァン・フランセ〞(=名称が意味するところ、そのものです。フランスの木管奏者たちが引き継いできた偉大な伝統を、そしてビュッフェ・クランポン、マリゴーに代表されるフランスの木管楽器製造の伝統を念頭に置いてアンサンブル名を決定しました。り変わることのない喜びを持って共演し続けられるのは、強い結びつきがあるからだと信じています。トリーに関して話し合っていた時、ドイツ・ロマン派の名作であるクルークハルトの木管五重奏曲を演奏してみて、全員たちまちこの作品が気に入りました。この作品をプログラムの最初に、そしてドヴォルザークのピアノ五重奏を編曲した六重奏曲を最後に構成しているのですが、それはこれらの作品が、様式や作曲された年代において素晴らしく共鳴し合っていると感じたからです。ザークの曲に木管楽器のための編曲版がもたらすとてもロマンティックな色彩感に、私たちは直ぐに魅せられてしまいました。木管楽器を使用することで、作品にオーケストラ的iⒸWildundleise.de / Georg Thum ル =エリック・ル・サージュ022018.March出演者インタビュー2018福岡グランドクラシックス2018Les Vents Français

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